北岳〜三伏峠(8月7〜9日)

広河原〜北岳
午前6時より広河原から入山。樹林帯の登りをさくさくと通し、右俣に進路を取る。北岳肩ノ小屋にてキタダケソウが咲いているのを見つけたが、どうやら小屋の人が植えた模様。11時30分に登頂。一気に登ったせいか、少々頭痛がした。頂上付近にタカネマンテマの群落あり。また、花そのものは見られなかったがチョウノスケソウの群落を多数確認。珍しいところではウラジロキンバイが岩陰に見られた。高山植物の群落は主に山稜の東側に固まっているようで、遠めにもミネウスユキソウの白色が美しい山であった。
北岳直下

マンテマ

ミネウスユキソウ
この日は北岳小屋のテント場で宿泊。北岳小屋から水場までは往復90分以上かかり、足場も悪いため小屋で100円/1Lの水を買ったほうが無難だろう。



北岳〜塩見小屋
午前3時起床。さすがに太陽も出ていないので暗い。午前4時に出発し、間ノ岳手前で日の出。
富士山と日の出
間ノ岳自体は百名山とはいえ単なるジャンクションピーク。取り立てて特徴のある山とは思えないが、高さだけはそれなりである。適当に休んで塩見方面に進路を取る。間ノ岳からしばらくは南アルプスとは思えぬガレ場、岩場の連続。危険とは言いがたいが速度の出にくい縦走路である。間ノ岳から一時間ほどで熊ノ平小屋。このあたりから延々樹林帯に突入する。南アルプスらしい雄大さと樹林帯の豊かさが特徴的であり、なんと言っても平坦な道が気持ちいい。なお、北荒川岳の周辺にはタカネビランジの群落があった。ただし、遠めにはイブキジャコウソウの紅色と見分けがつきにくい。
塩見を望む

タカネビランジ
最低鞍部から塩見岳まではなんと500メートルの登りである。とにかく登る。ひたすら登る。この登りは意外に厳しい。手間取った上に燃料不足のおかげで塩見到着はちょうど正午。日ごろの運動不足がたたり、息も絶え絶えであった。
塩見を過ぎると若干の岩場はあるものの基本的にはなだらかなくだり。本来なら三伏峠まで行くつもりだったのだが、疲れがたまっていたため急遽塩見小屋にて行動を終えることとした。

塩見小屋〜三伏峠〜下山
午前4時起床。のんびり支度をし、5時出発。前日にゆっくり休んだため非常に軽快に飛ばす。
塩見を望む
大部分が樹林帯であるが、樹林帯を突き抜ければ非常に展望がすばらしい。若干の高低さはあるものの、基本的には平坦な道であり、6時30分には三伏峠小屋に到着した。
北アルプス
いくら元気になったとはいえ、この日のうちに赤石にまで抜けるのは難しいため、下山する。これも1時間と少しで下山終了。
以前光岳〜三伏峠まで縦走したことがあったため、これで南アルプス主稜線については全山制覇したことになる。



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